私どもイリオスは、主業務であるテナント仲介業とは別に、ビル管理に関する業務も行っております。店舗物件を専門に扱う不動産業者として、テナントを仲介するだけではなく、入居後のテナントへの対応、契約更新業務など、店舗物件の専門家という視点からビル経営をサポートしております。
商業ビル管理業務
- 賃料滞納への対応 写真
- 賃料収納代行
- 契約の更新業務
- 賃料改訂に関する相談
- 各種設備の定期点検(電気・水道・ガス・防水・看板)
- ビルの定期清掃
- クレーム・トラブルへの対応など
クレーム処理、事故を未然に防ぐ対策など、店舗物件のプロとして、問題が起きそうな箇所を事前にチェックすることで、ビルオーナー様の負担軽減を実現いたします。
ビル管理会社の重要性
近年、特に2001年以降は、ビル管理会社の存在が注目されています。それは、商業ビルやマンションでの不幸な事故が多発し、ビルメンテナンスへの重要性が再認識されているからと言えます。
以前から、商業ビルやマンションでの事故は発生していましたが、世間から広く注目されることになったのは、おそらく2001年に起きた「歌舞伎町のビル火災」が始まりではないかと思います。そして、「耐震偽装の問題」、「シンドラー社のエレベータ事故」など、立て続けに表沙汰になった建築やビル管理に関する不祥事...
こうした不祥事の再発防止策として、建築・不動産に関する法令は大きく改正され、それに携わる各業者の専門的な知識と経験が、以前にも増して求められるようになりました。
貸す側、借りる側の意識の変化
一昔前であれば、多少の法令違反のビルであっても、立地や賃料など、賃貸条件さえ合致すれば、契約に至ることがほとんどでした。しかし、近年の事故以来、コンプライアンスを遵守することが当然となり、貸す側、借りる側の一方ではなく、「双方が法令遵守について誠意を持って対応すること」、これが契約締結への最低条件となってきています。
これは、建築業者、仲介業者、管理業者などの、各業務を委託されている業者はもちろんですが、当事者である貸主、借主双方の意識が大きく変化してきていると言えます。
ビル管理のスペシャリスト育成
イリオスグループでは、2002年に設立した商業ビル管理の専門会社「株式会社 総合施設管理」にて、総合的なビル管理を引き受けております。
この株式会社総合施設管理は、店舗物件専門であるイリオスの一事業部から、専門会社として設立されたビル管理会社のため、商業ビルに関する知識・経験・情報が、一般的なビル管理会社とは格段に違います。
そして、イリオスグループ全体の合言葉である 「店舗(商業)のスペシャリスト集団であること」を目的としており、商業ビル管理の分野でも、スペシャリストの育成に励んでおります。
総合施設管理からの一言
ビルオーナ様によっては、賃貸借契約後に法令違反が発覚し、テナント側から契約の解除や損害賠償を求められるトラブルも少なくありません。これは、不動産物件によっては確認すべき項目が多岐にわたるため、全てを把握するには多大な時間と労力が必要となり、一個人の方ではなかなか確認しきれないと言えます。
- 店舗専門の不動産会社にて、契約の前段階で必要事項の確認、安全な賃貸借契約を結ぶ
- 商業ビル管理の専門会社にて、契約中物件の定期点検、法令・条例などの再確認を行う
こういった流れを組むことが、トラブルのないビル経営へとつながると思います。
詳しくは「総合施設管理のホームページ」もご覧ください。